CORSAIR K95 RGB PLATINUMチャタリングが酷くなったので、接点復活剤を使って直してみました。

CORSAIR K95 RGB PLATINUMはキースイッチにCherry MX Silverが使われています。Cherry MXには他に茶軸や赤軸など主にゲーミングモデルとしていろんなメーカーで採用されているキースイッチです。

Cherry MX Silverはスイッチの押す部分がシルバー色になっています。とても軽くて強く押さなければ指が痛くないキースイッチなのですが、軽いことでチャタリングが悪化すると酷い状態になりました。1回押しただけで数回の連打状態です。

そこで、接点の接触をよくするために接点復活剤を塗り込みました。 Cherry MXキースイッチは手前側に金属の接点があります。

使ったのはソフト99の「チョット塗りエイド 接点復活剤 HP-95」です。低臭で筆付きのキャップになっています。

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勢いよく飛ばして広げたい場合はスプレータイプが良いと思いますが、キースイッチには塗るタイプでもどちらでもイケると思います。

塗るタイプだとヘッドホンやマイク端子の接触不良にも使いやすいです。断線してるわけじゃないのに接触が不安定になるコネクタの接触不良にも接点復活剤が使えます。

herry MXキースイッチでは、内部で手前の金属に垂らす感じに隙間に塗り込みます。キースイッチを押して凹ました状態で手前の枠に沿って下に垂れていくように塗ります。隙間にちょっと垂らす感じで良いです。

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何回かキースイッチを連打して、もう一度ちょっと垂らします。キースイッチを数十回押して乾くのを待ちます。乾いたらチャタリングが起きなくなっています。直ってないようならもう一度垂らしてスイッチを動かしてみます。乾くまでチャタリングが前よりも増えることがありますが乾けば減ります。

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CORSAIR K95 RGB PLATINUMではキートップを外すための工具が付属していますが、無い場合は「AINEX TL-012A」などが販売されています。

スイッチをいろんな方向に揺らして接触不良を悪化させないように注意。摩耗したり歪んだりしてしまうと接点復活剤では直らなくなってしまいます。物理的におかしくなってるとスイッチ自体を交換修理する必要が生じてしまいます。

ccchattttter」というアプリを使うと、チャタリングの発生を確認したり、チャタリングキャンセルで設定時間内の連打を無かったことにして影響を抑えることができます。Windows10でも動作しています。
ダウンロード https://www.axfc.net/u/926474

ccchattttter-01

Down-Up-Downを100msにしてチャタリングキャンセルを有効にすると、0.1秒以下の連続した同じキー入力をキャンセルします。高速に連打するゲームの場合は短く設定します。誤入力を防ぎたい場合は長く設定します。自分で連打したときにかかる時間よりも短い連打はキャンセルされるように設定するのが良いです。時間は1000msが1秒を意味します。

接点の接触異常の他にホコリや髪の毛が引っかかっていて、反応がおかしい場合もあるので掃除も忘れずに。

CORSAIR K95 RGB PLATINUMはカバーを外さずに掃除ができるのでとても楽になりました。カバーを外すタイプはカバー側にスイッチやLEDが固定されていることもあるので、掃除で配線を引っぱって切らないように注意してください。

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