ビットコインは一般のPCではもう採掘できませんが、モナコインはGeForce GTX1060以上を搭載したPCでそれなりにまだ採掘のできる仮想通貨です。

ゲーム用のPCを持っているならやってみよう!ということで手探りで調べながら採掘できるようになりました。ということで、ここではモナコインを採掘するための準備を案内します。

マイニングへの道筋

  1. ウォレットでモナコインの受け取りアドレスを取得。
  2. 採掘所(Pool)への登録
  3. 取引所への登録

まず必要になるのがウォレット

採掘所に登録するのに必要なのがウォレット(WALLET)です。採掘したモナコインの送り先となります。

ウォレットは仮想通貨の保管場所です。口座とか財布とかそういう類のものです。

ウォレットは使い勝手が大きく異なる種類があります。ウォレットは対応している仮想通貨にあわせて複数必要になります。

まず導入したのがPCにインストールするローカルのウォレットです。

Monacoin coreを使う

モナコインのローカルウォレットは「Monacoin Core(QT)」です。Monacoin Projectからダウンロードします。64bitのWindowsを使っているなら「Windows 64bit」を選びます。ここではこれを元に案内します。

モナコインのローカルウォレットは「Monacoin Core(QT)」です。Monacoin Projectからダウンロードします。64bitのWindowsを使っているなら「Windows 64bit」を選びます。ここではこれを元に案内します。

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公式ではありませんが「Electrum Mona」や「Android」は同期不要で軽いです。公式にリンクされているので特に不安要素は無いと思います。

同期型のウォレットは初回起動が同期のために遅いです。しばらく起動しなかった場合も同期に時間が掛かります。遅いといってもPC性能により数分でした。

PCにインストールするローカルのウォレットは不正被害に遭いにくく安全性が高いのが特徴です。ただし、PCトラブルに弱いのでバックアップとパスワードの管理はしっかりする必要があります。最低限、Windowsをインストールしてあるディスクとは別のディスクにバックアップを保存して、ウォレットの金額が更新される度にUSBメモリにもバックアップをコピーするのが安心です。

ウォレットは仮想通貨の保管場所です。ローカルではなく、契約した取引所に貯めておくこともできます。取引所に貯め込む場合は取引所の不正被害の影響を受けてしまうことに注意が必要です。また、取引所は業者が運営しているので、業者のための手数料が引かれることがあります。業者を通さない場合でも送金には仮想通貨の仕組み上の転送料が差し引かれます。

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ウォレットにある「受け取りアドレス」がマイニングした仮想通貨を受け取るのに必要です。Monacoin Coreは小数点以下8桁に対応しています。

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受け取りアドレスは複数作成することができます。どこから送られてきた分なのかが分かるようにそれぞれ別のアドレスを使うことをおすすめします。

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どこから受け取ったか、どこに送ったかはラベルで管理することができます。送金額には手数料を加えて表示されます。検証待ちは利用可能に変わるまで使うことができません。

Zaifを使う

Zaifでは「アカウント」の「入出金と履歴」で「MONA」を選択して「MONA入金アドレス」を取得します。

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Monacoin Coreで受取用と同じように送金先アドレスを追加します。ラベルにZaifと入力してアドレスにはZaifで取得したアドレスをコピーして張りつけます。

送るときは「送金」からアドレス帳を開いて選択します。アドレス帳でも送金アドレスの追加ができます。

「金額」を設定して、「トランザクション手数料」を選択します。手数料が高いほど送金に掛かる時間が短くなります。すぐに取引に使いたい場合は検証時間を高速にして手数料を高くし、送りたいだけなら時間を普通にして手数料を低くします。

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ビットコインでは送金手数料が日本円に換算するとすごく高いですが、モナコインはまだ安いです。

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bitFlyerを使う

bitFlyerではメニューの「入出金」から「MONA お預入」を選択して、「モナコインアドレスを取得する」でビットフライヤーにモナコインを送れるようになります。ただし、このアドレスは変わることがあるようですので送る前にアドレスが有効か確認する必要があります。

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アドレスの間違いに要注意

銀行と違って送金先間違いで行方不明になったモナコインは帰ってきません。

仮想通貨は海外では暗号通貨と呼ばれており、匿名性が高く誰が誰に送ったかなどは直接関係する人にしか分からない仕組みになっています。それ故、盗まれると誰から誰が盗んだかの把握が難しくなっています。仮想通貨の流れは把握できなくなっても、サーバーへの不正侵入を捜査するなどは他と同様であり、不正してもバレないわけではありません。取引所への登録には身分証明の審査が必須になっています。

マイニングで貯めたモナコインを売却するのに取引所との契約が必要です。手続きに時間が掛かるので取引所への登録は早めに申し込みましょう。

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