UPSの電力の出力波形には矩形波と正弦波があります。
現在の高効率で省エネのPCとPC電源には正弦波のUPSを使うべきです。
UPSは日本名では無停電電源装置と呼ばれます。
コンセントからの電力に異常があると、UPSが持つバッテリーからの電力供給に切り替わる装置です。
UPSを使うと、瞬間的に停電した場合、ブレーカーが落ちた場合、短い時間で復帰できる場合はデスクトップPCでもそのまま使い続けることができます。
不意の電源断では保存していない作業中のデータが消えるだけではなく、更新中のファイルが消えてしまうことで起動できなくなることや、HDDが壊れてしまうこともあります。
冷房を使う時期では、コンセントの電圧が低下してしまうことで、PC電源の動作に異常が生じることもあります。
UPSはそういったトラブルから保護するために使用します。
現在のPC電源は電力の出力効率が向上しています。
PC電源の役割は日本ではAC100VからDC12V/5V/3.3Vを作って、各パーツに出力されています。
現在主流のPC電源は80PLUSにより電源の電圧変換効率が高まり、CPU等の省エネ機能で、小さな出力で効率よく動作するようになっています。
電力が割と大雑把に使われていた古いPCと異なり、新しいPCは電源面でシビアになってきています。最大出力電力よりも、電源の品質が昔よりも重要になっています。
電源は出力量が間に合っていれば、それ以上に最大電力に余裕があっても意味がありません。最大電力が高い電源でも品質が悪ければ、出力される電力が不安定となりトラブルの原因になります。
PC用のUPSはシャットダウン機能を備えており、コンセントからの電力が指定時間に正常に戻らなければ、バッテリー切れでPCが異常な電源断を起こさないように自動でシャットダウンすることが可能です。
UPSは電力効率が高くなった現在のPCでは正弦波のUPSを使うべきです。
低価格モデルで標準の矩形波では電力の波形が特殊であるため、UPSのバッテリー出力に切り替わると異常が起こりやすくなってしまいます。
オムロンではBYシリーズとBNシリーズとBUシリーズが正弦波モデルです。
筆者はBN75Sを使用しています。
BYシリーズは常時商用給電方式。
コンセント電力に異常が起きるまではコンセントからの電力供給となります。
バッテリー出力への切り替わりのために一瞬出力電圧が下がりますが、PCの動作には影響しないほど微々たるものです。
BNシリーズはラインインタラクティブ方式。
コンセントの電力をバッテリーの電力で補助する方式です。常時商用給電方式よりも切り替わり時間が短くなっています。
コンセント電力に異常があってもUPS内部の回路で調整されて出力されるので、バッテリー動作のみへの切り替わりは少なくなります。
常時商用給電方式では異常がある都度バッテリー出力に完全に切り替わりますが、ラインインタラクティブ方式では小さな異常であればUPS内部で調整されるので完全な切り替わりが少なくなります。
停電してしまう場合はどちらも同じ動作になりますが、エアコンなどの使用による電圧の低下では、常時商用給電方式ではバッテリーに切り替わるのに対し、ラインインタラクティブ方式では切り替わるのではなくある程度は昇圧で補います。
企業向きにはBUシリーズが常時インバーター方式になっています。
コンセントとバッテリーを切り替えることなく、コンセントが正常な場合でもバッテリーを通して出力されます。
オムロンのUPSは日本の電力事情に適しており、サポートも良いので筆者のお気に入りです。
【関連】:【購入感想】UPS オムロン BN75S
【情報】:オムロン UPS一覧
【情報】:オムロン UPSの選定方法(選び方)
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現在の高効率で省エネのPCとPC電源には正弦波のUPSを使うべきです。
UPSは日本名では無停電電源装置と呼ばれます。
コンセントからの電力に異常があると、UPSが持つバッテリーからの電力供給に切り替わる装置です。
UPSを使うと、瞬間的に停電した場合、ブレーカーが落ちた場合、短い時間で復帰できる場合はデスクトップPCでもそのまま使い続けることができます。
不意の電源断では保存していない作業中のデータが消えるだけではなく、更新中のファイルが消えてしまうことで起動できなくなることや、HDDが壊れてしまうこともあります。
冷房を使う時期では、コンセントの電圧が低下してしまうことで、PC電源の動作に異常が生じることもあります。
UPSはそういったトラブルから保護するために使用します。
PC電源について
現在のPC電源は電力の出力効率が向上しています。
PC電源の役割は日本ではAC100VからDC12V/5V/3.3Vを作って、各パーツに出力されています。
現在主流のPC電源は80PLUSにより電源の電圧変換効率が高まり、CPU等の省エネ機能で、小さな出力で効率よく動作するようになっています。
電力が割と大雑把に使われていた古いPCと異なり、新しいPCは電源面でシビアになってきています。最大出力電力よりも、電源の品質が昔よりも重要になっています。
電源は出力量が間に合っていれば、それ以上に最大電力に余裕があっても意味がありません。最大電力が高い電源でも品質が悪ければ、出力される電力が不安定となりトラブルの原因になります。
オムロンのUPSについて
PC用のUPSはシャットダウン機能を備えており、コンセントからの電力が指定時間に正常に戻らなければ、バッテリー切れでPCが異常な電源断を起こさないように自動でシャットダウンすることが可能です。
UPSは電力効率が高くなった現在のPCでは正弦波のUPSを使うべきです。
低価格モデルで標準の矩形波では電力の波形が特殊であるため、UPSのバッテリー出力に切り替わると異常が起こりやすくなってしまいます。
オムロンではBYシリーズとBNシリーズとBUシリーズが正弦波モデルです。
筆者はBN75Sを使用しています。
BYシリーズは常時商用給電方式。
コンセント電力に異常が起きるまではコンセントからの電力供給となります。
バッテリー出力への切り替わりのために一瞬出力電圧が下がりますが、PCの動作には影響しないほど微々たるものです。
BNシリーズはラインインタラクティブ方式。
コンセントの電力をバッテリーの電力で補助する方式です。常時商用給電方式よりも切り替わり時間が短くなっています。
コンセント電力に異常があってもUPS内部の回路で調整されて出力されるので、バッテリー動作のみへの切り替わりは少なくなります。
常時商用給電方式では異常がある都度バッテリー出力に完全に切り替わりますが、ラインインタラクティブ方式では小さな異常であればUPS内部で調整されるので完全な切り替わりが少なくなります。
停電してしまう場合はどちらも同じ動作になりますが、エアコンなどの使用による電圧の低下では、常時商用給電方式ではバッテリーに切り替わるのに対し、ラインインタラクティブ方式では切り替わるのではなくある程度は昇圧で補います。
企業向きにはBUシリーズが常時インバーター方式になっています。
コンセントとバッテリーを切り替えることなく、コンセントが正常な場合でもバッテリーを通して出力されます。
オムロンのUPSは日本の電力事情に適しており、サポートも良いので筆者のお気に入りです。
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