NAS(ネットワーク対応のHDD)のLS410DXはローカルネットワーク上だけではなく、インターネットからアクセスできるWebアクセス機能があります。

この機能は特定の相手にファイルを配布することにも使うことができます。

例えばこんな時に


オンラインゲームで、攻略するために失敗動画を見直してどこを改善したら良いか対策を練りたい。

youtubeでゲームのプレイ動画を載せるとなるとファイルサイズを小さくする必要があります。そうするとログの文字が潰れて読めなくなったり、エフェクトで判断することができなくなってしまうんです。

動画で細部も確認したい!不特定多数に見せるのではなく、仲間内で確認するだけ。という場合は、自分のHDDに保存してそこから見て貰うのが手っ取り早い!LS410DXなどのNASならば、PCがスリープやシャットダウン中であってもアクセス可能です。

LS410DXでWebアクセス機能の準備


LS410DXでファイルを配布したい場合、共有フォルダにアクセスできるユーザーを追加する方法と、特定のファイルに直接アクセスできるURLを通知する方法があります。

LS410DXのホーム画面を表示します。

Webアクセスを「ON」に変更します。

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詳細設定を開きます。

BuffaloNAS.comネームを作成します。適当な英数字で構いません。
BuffaloNAS.comキーをランダム生成します。
複数使う場合は、同じネームを使うことができますが、キーは別々に設定する必要があります。

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プロバイダ等のDNSサービスでアクセスしたい場合は、BuffaloNAS.com登録機能は「無効」にして設定します。

BuffaloNAS.com登録機能は、数日間インターネットから切り離すとBuffaloNAS.comの登録が消えてしまい、Webアクセスができなくなってしまうことに注意が必要です。

ルーターがUPnP機能に対応している場合はUPnPを有効にします。UPnPに対応していない場合は、ここのポート番号とローカルアドレスをルーターの設定で関連付ける(ポートマッピング)必要があります。

共有フォルダにアクセスする


共有フォルダを作成します。

共有フォルダのWebアクセスを有効にします。

Webからそのフォルダにアクセスできるユーザーやグループを指定します。必ず部外者のアクセスを防ぐために、アクセス制限を設定する必要があります。

自分の場合はW/R(読み書き可能)、外部の人はRのみ(読み込みのみ可能)にするのが望ましいです。

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外部の人がRのみであれば削除はできないので、ゴミ箱機能は無効で良いでしょう。自分が間違えて削除してしまう可能性がある場合はゴミ箱を有効にします。

共有フォルダにアクセスするURLは「http://buffalonas.com/BuffaloNAS.comネーム/」になります。

詳細設定を確認するとURLが表示されるので、そこからアクセスすることができます。

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簡易設定ではURLは表示されませんが、ブラウザで開くことができます。

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ローカルネットワークからアクセスした場合は、自動的にローカルアドレスに変換されます。(※URLはローカルネットワークから自分のグローバルIPには接続できないため、変換されないと応答なしで表示されなくなってしまう。)

右上のログインでログインすると、ログインしたユーザーに合わせた共有フォルダにアクセス可能です。

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メニューのアイコンのダウンロードボタンの他、ファイルを右クリックすることでもメニューを選択して操作することができます。

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ファイルをURLで直接配布する


配布したいファイルにアクセス可能なユーザーでログインします。

配布したい「ファイルを共有する」アイコン、または、ファイルを右クリックして「ファイルを共有する」を選択します。

有効期間(日単位)を指定します。この期間を過ぎると作成したURLでアクセスすることができなくなります。

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作成したURLが表示されるのでそれをコピーします。

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URLは「http://buffalonas.com/BuffaloNAS.comネーム/axs/生成されたネーム/ファイル名」となります。作成するURLごとに生成されたネームが変わり、共有フォルダ名は表示されないので安全にファイルの配布が可能です。

この場合、ブラウザで表示可能なファイルはそのまま表示されることに注意が必要です。ダウンロードで保存して貰いたい場合はブラウザの操作で保存する必要があります。

BUFFALO Webアクセス機能の使用手順(ブラウザ画面の説明)

現行モデルでは、
LS411DXシリーズは録画した番組の視聴用途に向いています。
 動画や写真などの「DLNA」のネットワーク配信や著作権保護された録画番組の「DTCP-IP」対応の他、外出先での著作権保護対応の動画視聴に対応した「DTCP+」にも対応しています。ファイル共有機能は「SMB/CIFS、WebDAV」のみに対応しています。
LS410DCシリーズは動画などのDLNA関連コンテンツの他に、複数の機器からのファイル共有に向いています。
 「DTCP+」には対応していませんが、ファイル共有機能は「SMB/CIFS、AFP、FTP/FTPS、HTTP/HTTPS」に対応しています。
【情報】:BUFFALOのネットワークHDD(NAS)

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