Crusial M4Micron C400 SSDの各容量で使用時間が5184時間を超えると1時間ごとにSSDの応答が無くなり(SSDが突然消えてしまう)、頻繁に再起動が必要になるという重大な不具合が発生します。
1日24時間稼働している場合は216日に相当します。

Crusial M4 と Micron C400はメーカーが異なりますが中身は同じです。

現在、ファームウェア バージョン0309が公開されているので、そちらにアップデートを実行するとこの問題は修正修正されます。

0309以降のファームウェアであればこの問題は修正されています。
重大な不具合であるため、それ以前のファームウェアバージョンであるならばアップデートの実行が必要です。

0309へのアップデートは0001以降から直接アップデートすることが可能です。
0009未満からアップデートした場合は、性能等が0009に更新されます。

Crucial SSD ファームウェアのダウンロード
http://www.crucial.com/support/firmware.aspx

Micron SSD ファームウェアのダウンロード
http://www.micron.com/products/solid-state-storage/client-ssd/ssd-firmware

基本は009と同じで、0309は5184時間の不具合を修正したものです。性能等は0009と同じです。

アップデート手順は0009の時と同じです。アップデートが正常に終了すればSSDのデータはそのままでアップデート前と同じに使うことができます。

アップデートの準備



ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると『crucial-0309.iso』があります。
isoファイルはCD-R/-RW等にディスクのイメージとし書き込みます。
Windows7の場合はISOファイルを右クリックすると「プログラムから開く」に「Windows ディスク イメージ書き込みツール」があるので、それを選択して書き込みます。

CDではなくDVD系でも同じです。

ディスクをCD/DVDドライブにセットしておきます。

念のためSSDのデータをバックアップします。

シャットダウンします。

アップデート対象のSSDをマザーボードのSATAポート0〜3番以外に接続されている場合は、一番最初に認識されるSATAポートにつなぎ替えます。

目的のSSD以外のSATAケーブルの接続を外します。

電源を入れます。

必要があれば、CD/DVDからの起動を優先するようにマザーボードBIOSの起動順位の設定を変更します。

RAIDの場合はAHCIやIDEモードに切り換えます。この時、RAIDの設定は壊さないように余計なことはしないように注意。アップデート後にもとの設定に戻すことを忘れずに。

アップデート用のCD/DVDから起動します。

Crucial m4 ファームウェアアップデート手順



目的のドライブが見つからない表示が出る場合は、マザーボードのBIOS設定で、SATAの動作モードをIDE互換モードに変更してみてください。
それでも見つからない場合は、接続するSATAポートの場所を変えてみてください。
拡張SATAがある場合はそれらを取り外したりBIOSで無効にしてみてください。

Update,firmware on this drive?
Enter 'yes' or 'no' ,case is sensitive...
->

と表示されたらyes と入力します。
Updating firmware...
と表示されてアップデートが始まります。

この段階では電源を切ったり、ケーブルが外れるといったことがないように注意が必要です。

ファームウェアが壊れた場合、更新をやり直すことができずにそのSSDが使えなくなる恐れがあります。ファームウェアの更新による故障等は自己責任となり保証がありません。

更新されたファームウェアのバージョンが表示されて、
Finshed.
A:\>

と表示されたら完了していますので、ディスクを抜いてシャットダウンします。

続けてファームウェアをアップデートしたい場合は、次のディスクを挿入して再起動します。

シャットダウン後にSSDの接続を元に戻して起動し、BIOSの設定を変更してある場合は、設定を元に戻して完了です。

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