Crucial m4 256GBのファームウェアのアップデート手順と、更新前と更新後の性能の変化。
万が一のデータの消失を防ぐために、SSDのデータをバックアップしましょう。
Crucialの目的のSSDで、最新と更新に必要なファームウェアをダウンロードします。
・http://www.crucial.com/support/firmware.aspx
変更された箇所やそのファームウェアの情報が書かれているRelease Notesとファームウェアの更新手順が書かれているPDFのguideにも目を通しましょう。
2.5" Crucial m4 SSDの場合、SSDの元のファームウェアのバージョンが0002以降の場合は0009に直接アップデートできます。
0001の場合は、一度0002にアップデートしてから0009にアップデートしますので、0002もダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルを展開(解凍)すると、CD/DVDイメージファイルのISOファイルがあるので、それをCD-RやDVD-Rにイメージとして書き出します(ISOファイルの中身がディスクに書き込まれます)。
これは起動ディスクとして使うので、CD/DVDドライブに挿入してPCをシャットダウンします。
更新するSSDを標準チップセットの0〜3番につなぎ替えます。
安全のためには不要なSSDは取り外して、目的のSSDを最初のポート(0番ポート)につなぎ替えます。
ポートの配置はマザーボードによって異なるので、基板上の「SATA 0」という刻印や、マニュアルをご確認ください。
マザーボードの起動の順番がCD/DVD以外が優先になっている場合は、CD/DVDを優先して起動する設定にBIOSで変更します。
PC起動時(キーボードが認識されてから)にDELLキーを押下すとBIOSの設定に入れます。
ファームウェアアップデートを書き込んだCD/DVDから起動すると、
「Finding drives...」の後に目的のSSDの情報が表示されます。
SSDが表示されない場合はPCの電源ボタンから直接シャットダウンして、接続を確認してください。
ファームウェアのバージョンによっては、SATAの動作モードが「IDE」でないと認識されないものがあります。マザーボードによっては、「IDE」ではなく「AHCI Disable」と表示される場合もあります。その場合もAHCIを無効にするという意味でIDEモードと同じです。
IDEモードのまま使うとSSDの性能が発揮できません。
更新後にAHCIを有効に戻すには「AHCI Enable」ととするか「IDE」を「AHCI」の表示に切り替えます。
Update,firmware on this drive?
Enter 'yes' or 'no' ,case is sensitive...
->
と表示されたらyes と入力します。
Updating firmware...
と表示されてアップデートが始まります。
この段階では電源を切ったり、ケーブルが外れるといったことがないように注意が必要です。
ファームウェアが壊れた場合、更新をやり直すことができずにそのSSDが使えなくなる恐れがあります。ファームウェアの更新による故障等は自己責任となり保証がありません。
更新されたファームウェアのバージョンが表示されて、
Finshed.
A:\>
と表示されたら完了していますので、ディスクを抜いてシャットダウンします。
続けてファームウェアをアップデートしたい場合は、次のディスクを挿入して再起動します。
シャットダウン後にSSDの接続を元に戻して起動し、BIOSの設定を変更してある場合は、設定を元に戻して完了です。
見方
Fw0002(アップデート前) → Fw0009(アップデート後)
PCMARK 7:4981 → 5030
PCMARK VANTAGE:44521 → 46034
Crystal Disk Mark 3.01
Seq Read:351.6 → 383.9
Seq Write:204.2 → 206.6
4K Read:21.40 → 22.41
4K Write:58.57 → 61.15
PCMARK 7:4942 → 4976
PCMARK VANTAGE:43397 → 45608
Crystal Disk Mark 3.01
Seq Read:267.0 → 274.1
Seq Write:251.5 → 247.8
4K Read:22.42 → 23.19
4K Write:76.09 → 75.27
6Gbps接続では性能が高くなりました。
3Gbps接続では性能が制限されてしまうので変わらず。
PCMARK VANTAGEのみスコアがハッキリ向上しているのは、「Increase in PCMark Vantage benchmark score, resulting in improved user experience in most operating systems.」と、調整されている影響が現れていると言えます。
性能向上の他に不具合修正も含まれているので、アップデート作業は簡単なのでやってしまうのがおすすめ。
ファームウェアのアップデート方法
万が一のデータの消失を防ぐために、SSDのデータをバックアップしましょう。
Crucialの目的のSSDで、最新と更新に必要なファームウェアをダウンロードします。
・http://www.crucial.com/support/firmware.aspx
変更された箇所やそのファームウェアの情報が書かれているRelease Notesとファームウェアの更新手順が書かれているPDFのguideにも目を通しましょう。
2.5" Crucial m4 SSDの場合、SSDの元のファームウェアのバージョンが0002以降の場合は0009に直接アップデートできます。
0001の場合は、一度0002にアップデートしてから0009にアップデートしますので、0002もダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルを展開(解凍)すると、CD/DVDイメージファイルのISOファイルがあるので、それをCD-RやDVD-Rにイメージとして書き出します(ISOファイルの中身がディスクに書き込まれます)。
これは起動ディスクとして使うので、CD/DVDドライブに挿入してPCをシャットダウンします。
更新するSSDを標準チップセットの0〜3番につなぎ替えます。
安全のためには不要なSSDは取り外して、目的のSSDを最初のポート(0番ポート)につなぎ替えます。
ポートの配置はマザーボードによって異なるので、基板上の「SATA 0」という刻印や、マニュアルをご確認ください。
マザーボードの起動の順番がCD/DVD以外が優先になっている場合は、CD/DVDを優先して起動する設定にBIOSで変更します。
PC起動時(キーボードが認識されてから)にDELLキーを押下すとBIOSの設定に入れます。
ファームウェアアップデートを書き込んだCD/DVDから起動すると、
「Finding drives...」の後に目的のSSDの情報が表示されます。
SSDが表示されない場合はPCの電源ボタンから直接シャットダウンして、接続を確認してください。
ファームウェアのバージョンによっては、SATAの動作モードが「IDE」でないと認識されないものがあります。マザーボードによっては、「IDE」ではなく「AHCI Disable」と表示される場合もあります。その場合もAHCIを無効にするという意味でIDEモードと同じです。
IDEモードのまま使うとSSDの性能が発揮できません。
更新後にAHCIを有効に戻すには「AHCI Enable」ととするか「IDE」を「AHCI」の表示に切り替えます。
Update,firmware on this drive?
Enter 'yes' or 'no' ,case is sensitive...
->
と表示されたらyes と入力します。
Updating firmware...
と表示されてアップデートが始まります。
この段階では電源を切ったり、ケーブルが外れるといったことがないように注意が必要です。
ファームウェアが壊れた場合、更新をやり直すことができずにそのSSDが使えなくなる恐れがあります。ファームウェアの更新による故障等は自己責任となり保証がありません。
更新されたファームウェアのバージョンが表示されて、
Finshed.
A:\>
と表示されたら完了していますので、ディスクを抜いてシャットダウンします。
続けてファームウェアをアップデートしたい場合は、次のディスクを挿入して再起動します。
シャットダウン後にSSDの接続を元に戻して起動し、BIOSの設定を変更してある場合は、設定を元に戻して完了です。
性能の変化
見方
Fw0002(アップデート前) → Fw0009(アップデート後)
ASUSTeK U3S6接続 (6Gbps)
PCMARK 7:4981 → 5030
PCMARK VANTAGE:44521 → 46034
Crystal Disk Mark 3.01
Seq Read:351.6 → 383.9
Seq Write:204.2 → 206.6
4K Read:21.40 → 22.41
4K Write:58.57 → 61.15
Intel ICH9R接続 (3Gbps)
PCMARK 7:4942 → 4976
PCMARK VANTAGE:43397 → 45608
Crystal Disk Mark 3.01
Seq Read:267.0 → 274.1
Seq Write:251.5 → 247.8
4K Read:22.42 → 23.19
4K Write:76.09 → 75.27
結論
6Gbps接続では性能が高くなりました。
3Gbps接続では性能が制限されてしまうので変わらず。
PCMARK VANTAGEのみスコアがハッキリ向上しているのは、「Increase in PCMark Vantage benchmark score, resulting in improved user experience in most operating systems.」と、調整されている影響が現れていると言えます。
性能向上の他に不具合修正も含まれているので、アップデート作業は簡単なのでやってしまうのがおすすめ。
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