無駄なGPGPU機能を省いて、3Dゲーム性能バランスを高めたのがGeForce GTX460です。

GeForce GTX260の正当な後継だと思います。GTX465は黒歴史として闇に葬り去れそうな気配。

GTX465とGTX460の違いは、ゲームとあまり関係のないGPGPU機能(CPUの処理を助ける機能)を削って、電力効率が高められています。GTX465と同等の性能が低い消費電力と発熱で可能になっています。

Direct Xによるゲーム性能は、GTX460の1GBがGT465よりも上、GTX460の768MBはGTX465と同等。

GTX460にはVRAM 1GB 256bitと768MB 192bitの2種類があるのでまたまた注意が必要です。ビデオメモリの容量が異なるだけでなく、性能にも大きく影響しています。

GTX465から設計が大きく変わったとはいえ、Direct X11の性能の高さは健在。Radeon HD5850以上の性能。

DX10ではRadeon HD5830以下でDX9ではHD5850と同等という感じです。

消費電力はRadeon HD5850と同等で温度も問題無し。無駄に発熱と電力が高いというGTX465までの問題が改善しています。

ドライバの完成度次第で、やっとまともGeFoceとして選べる製品ですね。

性能が異なる製品を同じ製品として出すのはそろそろやめて欲しいですが・・。そのうち、512MB 128bit製品もGTX460として発売されたりして。

VRAM容量が異なる場合には、たくさんのビデオメモリを使用するような状況でなければ性能が変わらないのですが、帯域幅が小さくなる場合にはビデオメモリの使用量が同じでも性能が低くなってしまいます。

初心者だと、VRAM 1GBもいらないから安い方で良いや!と安易に選んでしまいそうです。古い製品から乗り換えるなら512MBから768MBになるのも増えていますからね。まあ、それが狙いなのでしょうけど。

【PR】ドスパラ:NVIDIA GeForce

【情報】Tom's Hardware : Nvidia GeForce GTX 460: The Fermi We Were Waiting For
【情報】techPowerUp! : ZOTAC GeForce GTX 460 1 GB
【情報】4Gamer.net : ミドルクラスの新型コア「GF104」で,Fermi反撃の狼煙が上がる
人気ブログランキング←この記事を評価する場合はこちらをクリック
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック