Webや動画を見てるときにモニターの電源が消えてしまうと不便です。しかし、本当に操作していないときも長い時間表示されたままになるのも無駄です。

そこで、Webや動画を見るときはコントロールパネルの電源オプションの『ディスプレイの電源を切る時間の指定』を変更するわけですが、この手順では頻繁に変更したいときは操作に時間が掛かってしまいます。

そこでコマンドをBATファイルに登録して、それを実行すると簡単に切り替えるようにしました。

BATファイルの中身はテキストなのでメモ帳でも作成可能です。コマンドを実行させるためにファイルの拡張子を『.bat』にします。

モニター5分.bat
powercfg /x /monitor-timeout-ac 5

モニター60分.bat
powercfg /x /monitor-timeout-ac 60

Windowsの設定を変更するため、管理者権限が必要です。
これで、5分と60分の切り替えが素早くできます。

powercfg.exeは電源オプションをコマンドで操作します。

/x "電源オプションの名前"は、/xだけにすると現在の設定を変更します。

/monitor-timeout-ac電源に接続(AC電源)でのディスプレイの電源を切るまでの『分』です。
/monitor-timeout-dc を使うとバッテリー接続(DC電源)でのディスプレイの電源を切るまでの『分』になります。

オプションの詳細はコマンドプロンプト
powercfg /?
で表示することができます。

実行して電源オプションで変更されていることを確認することができます。

電源オプションの『ディスプレイの電源』はPCからの無通信によりモニター側で省電力モードになります。

 

ところで、モニターの電源が切れると地デジの録画ができない場合があるようです。地デジの録画制限を厳しく守っていると、録画するときもモニターのHDCPを確認できないと録画ができないということになります。

私のモニターでは問題ありませんが、主電源を切(コンセントを抜く)らなくても電源が切れている(省電力モード)とHDCPの通信ができなくなって、録画ができなくなってしまうようなので一応ご確認ください。
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