Antec Signature SG-850からたまにジーーという異音が発生するようになったので、7年経過しているのでトラブルが起きる前に取り替えました。

新しい電源はSeasonic SS-660XP2です。

SS-660XP2_001
最大850Wから660Wへの変更になりますが、4.0~4.4GHzのCorei7にGeFore GTX1070を使っても400Wも行かないので660Wで十分という判断です。

Antec Signature SG-850 は 80PLUS ブロンズ 認証。
Seasonic SS-660XP2は80PLUS プラチナ認証。

■80PLUSの負荷効率
   ノーマル - ブロンズ - シルバー - ゴールド - プラチナ
20%時: 80% - 82% - 85% - 87% - 90%
50%時: 80% - 88% - 88% - 90% - 92%
100%時: 80% - 82% - 85% - 87% - 89%

ランクが上がる毎に電力の無駄が減るのが80PLUSです。

80PLUSは電力の無駄を減らしていますが、品質や安全性とは直接の関係はありません。
粗悪な電源の場合、80PLUSのために電力の無駄になる安全回路を省略しててもおかしくはありません。

電源の場合、素直に品質と価格が比例しています。
容量が無駄に大容量で安い製品よりも、必要な容量を満たしていれば品質で選ぶ方が電源トラブルは少なくなります。

質の良い電源を選ぶとPCパーツの中では一番長く使えるパーツです。電源の規格が変わってしまう場合は別ですけどね。

SATAが追加されたりPCI-Eが必要になったりとありましたが、今はコネクタが変わるようなことは長らく起きていません。

Antec Signature SG-850は全量検査済みで高信頼の限定モデルでしたが、Seasonic SS-660XP2も5年間新品交換保証付きの高品質設計です。

Seasonic XP2シリーズには660Wモデルの他に、760Wと860Wがあります。どれも奥行きは160mmなので取り付けしやすい大きさです。

SS-660XP2_SG850_001
写真左がSeasonic SS-660XP2。右がAntec Signature SG-850

ケーブルがフルモジュラー式のため、コネクタを差し込むためのスペースが必要です。
必要なケーブルのみを差し込むことで、使わないケーブルがPCケースの中で邪魔になるのを防ぎます。

SS-660XP2_002


XP2とXP2Sは販売上の型番などが新しくなっただけで同じ物で、
『※本商品は外箱の型番・JANコードのみ変更した商品となりますので、 電源本体記載の型番、出力、付属品等、前モデルと全く同じ仕様となりますのでご了承ください。』
とあります。

電源はコンデンサの品質が寿命に直結しますが、XP2のコンデンサは『一次・二次側共に日本メーカ性105℃コンデンサ使用』となっています。


電源はファンが故障することで内部に熱が溜まり寿命が低下することもありますが、XP2では『120mm山洋電機製の静音ファン「サイレントシリーズ」』が採用されています。

SS-660XP2_SG850_002
写真左がSeasonic SS-660XP2。右がAntec Signature SG-850
SG-850はファンが小さいですが、前後にストレートに風が抜けていく方式です。

電源の上下の向きはPCケースに合わせて取り付けます。
一般的に、電源をPCケースの上部に取り付けるときはファンが下からの吸い込みになります。
PCケースの下部に取り付ける場合、下側にファンの吸気用の穴がある場合はファンを下向きに、下が塞がっていて上が広い場合は上から吸い込めるようにファンを上向きに取り付けます。


ファンの動作は負荷が低いときは停止する「ハイブリッド・モード」と動作中は停止しない「ノーマル・モード」がスイッチで切替式です。
夏にエアコンの無い部屋では負荷が低いときでもファンを稼働させる「ノーマル・モード」にするのが安心です。

Seasonicの電源は、日本ではオウルテックからの販売が正規品となります。


SS-660XP2とSG-850の消費電力の違い


SS-660XP2 - SG850

アイドル時: 57W - 69W
FF14ベンチマーク 5回平均: 316W - 329W

SS-660XP2はSG-850よりも省電力になりました。

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