CORSAIR K95 RGB PLATINUM では、CORSAIR Utility Engine (CUE) Softwareで設定を行います。
CUEではアプリごとに設定を切り換えるプロファイルに、キーの機能を設定するアクションと照明効果の設定などが行えます。
CORSAIR Utility Engine (CUE) Software
まずは公式サイトのサポートのダウンロードから最新の「CORSAIR Utility Engine (CUE) Software」をダウンロードしてインストールします。
・CORSAIR DOWNLOADS
キーボード別でダウンロードできるようになっているので迷わないで選べます。CORSAIR ゲーミングシリーズは今のところ同じCUEを使うようです。
メールアドレスなどを入力する画面が表示されますが、「Or skip this step and start Download」へ進めば登録をスキップしてダウンロードすることができます。
K95 RGB PLATINUMのプロファイル
CORSAIR Utility Engine (CUE) Softwareを起動したらキーボードを選択して「詳細」を有効にします。「詳細」を有効にすると「照明効果」が自分で色分け設定する「スタティック」が基本となります。「詳細」を無効にすると「照明効果」にイルミネーションなどのサンプルを選択して適用することができます。
左上のプロファイル名を開くことでプロファイルの追加や切替が行えます。
プロファイルの編集で行えること
- プロファイルの作成
- フォルダ作成
- プロファイルのコピー
- インポート/エクスポート
- カスタムプロフィールをダウンロード
- プロファイルの削除
まずは「プロファイルの作成」を行います。
プロファイルをグループ毎にまとめたい場合は「フォルダ作成」でフォルダの中にプロファイルをドラッグします。
そのプロファイルのコピーを作ってそこから編集したい場合は「プロファイルのコピー」を使います。
設定が終わったら「エクスポート」で保存します。設定が壊れたときなどに「インポート」で復元できます。
誰かが公開したプロファイルを「カスタムプロフィールをダウンロード」で探して適用することができます。
プロファイルのエディット
- プロファイルをプログラムにリンク
- カスタムプロファイルアイコン
- 背景画像
- タブの透明感
を設定することができます。
プロファイルをプログラムにリンク
そのプロファイルを使いたいアプリがアクティブになったときに、自動でそのプロファイルに設定を切り換えたい場合は「プロファイルをプログラムにリンク」を設定します。
プロファイルの固定機能は無いので、アプリによって自動でプロファイルを切り換える設定にしている場合は問答無用でプロファイルが切り替わってしまいます。
起動するときのプログラムと動作しているときのプログラムが違う場合やプロセスが隠蔽される場合など、自動切り替えに対応できないアプリがあります。
プログラムにリンクでプロファイルが切り替わった後に別のプログラムにフォーカスが移った場合(別のウインドウをアクティブにした場合)は、リンクが割り当てられていない次のプロファイルか先頭のプロファイルに自動的に切り替わります。元のプロファイルが維持されないことに注意が必要です。
カスタムプロファイルアイコン
「カスタムプロファイルアイコン」はそのプロファイルで使うアプリのアイコンを指定するのが分かりやすいですが、プログラムからアイコンを登録することができません。単体のアイコンファイルが存在しない場合はFreeのアイコン登録サイトで探すと使えるアイコンが見つかるかもしれません。同じファイルの種類がいくつかある場合は「ico」形式がWindowsのアイコンとして一般的に使える形式なのでおすすめです。
・Icon Archive
背景画像
「背景画像」はCORSAIR Utility Engine (CUE) Softwareの背景を変えることができます。「タブの透明感」で透明感を調整することができます。JPEGやPNGなど対応した形式であれば使えます。公式サイトでもCUEの背景として使える画像が公開されています。
・CORSAIR Wallpaper
プロファイルの切替
K95 RGB PLATINUM ではキーボードの左上にプロファイルの切替専用のボタンが搭載されています。
プロファイルの切替専用のボタンはグループごとの順次切り替えになっています。
プロファイルのグループは「ハードウェアプロファイル」「フォルダごと」「フォルダに属さないソフトウェアプロファイル」の3種類があります。
ハードウェアプロファイルが選択されている状態でプロファイルを切り換えると「ハードウェアプロファイル」のグループの中でプロファイルが切り替わります。
フォルダに属さないソフトウェアプロファイルが選択された状態でプロファイルを切り換えると「ハードウェアプロファイル」と「フォルダ」は除外されて切り替わります。
このようにすべてのプロファイルの順次切り替えにならないことに注意が必要です。この機能には設定がありません。
プロファイルの切替専用のボタンは変えることができませんが、空いているキーにプロファイル切替の機能を割り当てることが可能です。
自由に機能を割り当てることができるGキーや使わない再生や停止などのメディアキーにも登録することができます。通常のキーとして使わないキーであればA~ZやPageUpなどにも別の機能を割り当ててしまうこともできます。
プロファイルの切替は「nProtect ゲームガード」が動作していても問題ありません。CUEはゲームガードが動作していても機能します。
アクションでプロファイルの切替を割り当てる
アクションの編集で行えること
- アクションの作成
- アクションのコピー
- ライブラリに保存
- ライブラリの閲覧
- アクションリストにコピー
- ライブラリの終了
- アクションの検索
- アクションの削除
まず、アクションの作成で新しいアクションを作成します。
他のプロファイルでも使いたいアクションは「ライブラリに保存」してライブラリから「アクションリストにコピー」して使うことができます。アクションをコピーした場合、自動でキーに割り当てられないのでそれぞれ使うキーに登録する必要があります。
キーへの登録はアクションを選択した状態で右のキーボードの画像から登録したいキーをクリックすることで行えます。
プロファイルスイッチでプロファイルの切替キーを作る
アクションを新規に作成すると空白のマクロになりますが、マクロを「プロファイルスイッチ」に変更します。
「ハードウェアプロファイル」には「プロファイルスイッチ」はありません。CUEを使うソフトウェアプロファイルのみ「プロファイルスイッチ」を設定できます。
「プロファイルスイッチ」では「リストに登録されたプロファイルの順次切り替え」と、「直接選択」が設定できます。
「リストに登録されたプロファイルの順次切り替え」を使うとハードゥエアプロファイル除いてフォルダに入れたプロファイルも一緒に順次切り替えが可能です。
特手のプロファイルにボタン1発で素早く切り換えたいときは「直接選択」で切り換えたいプロファイルを登録できます。
「アサイン」を実行すると、そのグループに属しているプロファイルにまとめてそのアクションを登録することができます。
ハードウェアプロファイルについて
K95 RGB PLATINUM では「ハードウェアプロファイル」を3つ登録することができます。
キーボードのメモリに登録できるプロファイルは3つですが、CORSAIR Utility Engine (CUE) Softwareには複数作成して入れ替えて登録することもできます。
「ハードウェアプロファイル」はCUEを使わずにキーボードだけで実行できる機能に限られます。キーに登録できるアクションは「マクロ」「テキスト」「キーの再マップ」「メディア」の4つです。
「ハードウェアプロファイル」に作成できるマクロはキーボードイベントに限られます。
「ハードウェアプロファイル」はCUEの実行を必要としてないので、CUEをインストールしていないPCに繋げて使う場合や、CUEが起動できない環境でも使うことができます。
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