Logicool G710+からCORSAIR K95 RGB PLATINUM RAPIDFIRE に変えました。
他のゲーミングキーボードよりも1万円以上高い価格ですが、3万円するのも納得の品質と使いやすさです。高いけど買って良かった。ゲーム以外でも使いやすいキーボードで、G710+での不満がほぼ解消されました。Logicool G710+の後継としてならLogicool G910rでも良かったんですけどね。
K95 RGB PLATINUM は2製品が発売されている
購入したK95 RGB PLATINUM RAPIDFIRE (CH-9127014-JP) はキースイッチに「Cherry MX Speed RGB」が採用されています。
K95 RGB PLATINUM MX Brown (CH-9127012-JP)はキースイッチに「Cherry MX RGB Brown (茶軸)」が採用されています。
G710+ (G710p)はキースイッチに「Cherry MX 茶軸」にゴムを取り付けて静音化されています。(G710pBL)では「Cherry MX 青軸」が採用されています。
Cherry MX Speed は採用されるキーボードが限定されてしまいますが、ゲーミングキーボードではCherry MX Brown(茶軸)が幅広く採用されています。
軸の種類 | MX Speed | MX Brown RGB | MX 茶軸 | MX 青軸 |
---|---|---|---|---|
キー荷重 | 45g | 55g | 45 ±20g | 50 ±15g |
接点 | 1.2mm | 2.0mm | 2.0mm | 2.0mm |
K95 RGB PLATINUM RAPIDFIREのMX SpeedはG710+のMX茶軸と比べてかなり軽く感じます。
MX Speedはゲームでスキルを連打するときにとても軽いのでラクです!指が疲れにくいです。G710+のMX茶軸はダンパー搭載による静音化が行われているのでG710+の方が打撃音はとても静かです。K95 RGB PLATINUMはキースイッチの底が透明になっていて、キーの下側にも発光が広がっていきます。
MX Speedのスイッチは赤軸の軽さに接点を浅くして反応を早くしたようなものですが、底に当たるとカタカタと軽い音が響きます。接点が1.2mmと浅いので、軽く押すだけで反応します。底に当たらなければ音が静かですが、普通に入力するとそれなりに音が気になります。
MX Speedのスイッチは軽いですが、重さを加えなければ指を置いておくことは一応可能です。力がちょっと加わってると接点が浅いので反応してしまいます。特にスペースキーがよく反応しています。
軽いキースイッチはとてもラクですがキーを軽く押すのが苦手な人や押さない時も指をキーの上に乗せて置きたい人には茶軸が採用されているK95 RGB PLATINUM MX Brownを選ぶのが良いです。値段はどちらも同じぐらいです。
G710+とK95 RGB PLATINUMの違い
共通
- ゲーミングキーボード
- Cherry MXキー搭載
- プロファイル切替対応
- マクロキー搭載
- メディアキー搭載
- 音量ホイール搭載
- キーの明るさ調整可能
- Winキーのロックに対応
- USBポート装備
- 取り外し可能なパームレスト
G710+のみの機能
- プロファイルの固定に対応
アプリごとにプロファイルの自動切り替え設定を使っている場合でも、プロファイルを自動で切り換えないための一時的な固定が可能です。
K95 RGB PLATINUMのみ機能
- キーの色分け表示が可能
- キーによるプロファイルの切り替えが可能
- ハードウェアに3つのプロファイルの登録が可能
- ゲーム用のキーを交換できる
キーの色分け
G710+のキーの発光色は白色のみでキースイッチによる3段階+オフの明るさ設定が可能でした。
K95 RGB PLATINUMではフルカラーでキーごとに色の変更が可能。明るさも輝度スイッチによる3段階+オフの他に、色設定による明るさの変更も可能です。
プロファイルの切替
プロファイルの切替は専用の設定ツールCORSAIR Utility Engine (CUE) Softwareの他に、キーに割り当ててプロファイルを順次切り替えたり、直接指定したプロファイルに1発で切り換えることができます。アプリごとに自動でプロファイルが切り替わる設定にしていると、プロファイルの一時的な固定機能は無いので常に切替が発生してしまいます。
専用の設定ツールをインストールしていないPCでも、3つのハードウェアプロファイルを切り換えて使うことができます。ハードウェアプロファイルは設定できる機能が制限されます。
ハードウェアプロファイルではマクロ機能にマウスのイベントを挿入することができません。キーの再マップでマウスのボタンをキーに割り当てることはできます。
ゲーム用のキーが交換できる
「WASD」と「QWERDF」の交換キーが付属しています。
色が薄いグレーでザラつきがあって傾斜が着いているので的確に押しやすくなっています。
交換しなければWASDも一般のキーと同じでユーザーの好みで選べるというのが良いですね。
特殊キーについて
左上の3つボタン
- プロファイル切り替え
- 明るさ
- WinLock
プロファイルの切り替えについて
プロファイル切替ボタンは同じグループでの順次切り替えとなっています。ソフトウェアプロファイルが選択されている状態では、ソフトウェアプロファイルで順次切り替え。ハードウェアプロファイルが選択されている状態では、ハードウェアプロファイルが順次切り替え、フォルダの中のプロファイルが選択されている状態ではそのフォルダーの中での順次切り替えとなります。
異なるグループのプロファイルに変えたいときは、プロファイルを変更する機能を使っていないキーに割り当てる必要があります。この場合は、登録したリストの中での順次切り替えや、直接プロファイルを指定しての切り替えが可能です。
明るさの変更について
明るさを変えるボタンでは、3段階の明るさ+オフが可能です。
それとは別にプロファイルごとの照明設定で、色と一緒に明るさも指定することができます。
キーの色設定は透明度を変えることで、複数の色が重なる設定にしている場合に色を重ねることができます。透明度が最大の場合は上に追加した色が有効です。順番はマウス操作のドラッグで変えることができます。
キーごとに単純に色を変える場合は照明効果を「スタティック」で作成します。複数のキーにその色を設定したい場合はCTRLを押しながらクリックか、マウスで範囲指定してまとめて選択することができます。
WinLockボタンについて
WinLockボタンはプロファイルごとに無効にするキーを選べます。
ALT+TABキーも無効にできるのでゲーム中に画面が切り替わって大変になる人へ必須の機能です。
- Alt + Tab
- Alt + F4
- Shift + Tab
- Windowsキー
G910rを選ばなかった理由
- K95ならキーでプロファイルの切り替えができる
- K95なら掃除するのに枠を外す必要がない(枠自体が無い)
- K95ならGキーの他に使わないキーにも別の機能を割り当てることができる(キーの再マップ)
Logicool G710+の不満な点がG910rでも変わらないというのが大きいです。G710+よりは確実に良い製品なんですけどね。
CORSAIRのK95 RGB PLATINUMだとLogicoolよりも全体的に上の作りと機能でした。プロファイルのロック機能がないのが残念ですが、自動切り替えは使わずに手動切り替えが使いやすくなっているのでそれで問題ないです。
プロファイルの切り替え
Logicoolのプロファイル機能はLogicool Gamig Softwareでの切り替えが必要です。マクロキーを3段階で切り換えるスイッチはあるのですが、同じプロファイルの中での機能の切り替えとなっています。
G910rにはマクロのGキーが左に5個上に4個の計9個設定することができます。切り替えキーで3つ切り換えれば1つのプロファイルに27のキー設定やマクロを割り当てることができて便利です。
K95 RGB PLATINUMでは左にGキーがG710+と同じように6個あります。3段階にLogicoolの方が使い勝手が良さそうですが、CORSAIR Utility Engine (CUE) Softwareではフォルダを作成してプロファイルを登録することで、同じゲームのキャラごとにプロファイルを切り換えるというのも簡単にできてしまいます。さらに、Gキー以外に、再生や停止などのメディアキーにもGキーと同じように機能を登録することができます。メディアキーどころか使わないキーならテンキーやPageUp/PageDowsやA~Zキーなどすべてのキーに割り当てが可能です。
CORSAIRのロゴの色も上のラインと一緒に変えることができるので、プロファイルごとにその色を変えると今どのプロファイルの状態なのか一目で分かって便利です。同じグループの中のプロファイルの場合は、ロゴの色は同じにしてラインの左右の色を変えるなど結構自由自在に自分で分かりやすくカスタマイズできます。
キーボードの掃除
G710+はキーの周りを掃除するのに、エアダスターを使っても枠の中に溜まってしまって出てこないので枠を外す必要があるのですが、音量ホイールが枠側に付いているので完全に外すには音量ホイールも外す必要がありました。何度も掃除するために外しているとホイールの反応が悪くなってしまいました。
K95 RGB PLATINUMならアルミカバーの上にキースイッチが付いていて、キーキャップは浮いてる状態で掃除が簡単です。航空機グレードのアルミカバーは質がとても良いですね。他よりも1万円も高価な理由の1つなのでしょう。
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