23.8インチで3840x2160の解像度をもつ4Kモニター、Dell P2415Qを買ってみました。

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Dell P2415Qの感想


重さはスタンド別で3.34 kgととても軽い。
純正スタンドを使わずにアームに取り付けての位置調整がとてもやりやすいです。
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24型はサブモニターとして使うのに手頃な大きさ。
解像度3840x2160で使うとそのままでは文字がとても細かいですが、1920x1200で細かく縮小表示した物よりクッキリしていて見やすいです。
メインで使うなら27〜32型が妥当です。24型は解像度を切り替えたりタブレットのように近づけて使えば(目が悪くなければ)普通に使えます。

モニターの操作スイッチは使いやすい。EIZOよりも押しやすいです。ただし、作りはとても弱い感じ。

モニター設定ソフトのDELL Display Managerでも、
明るさ/コントラスト/画質モード
の設定変更ができます。

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画質モードはEIZOのオート・ファインコントラストのように、登録したアプリに応じて画質設定が自動で切り替わるモードを備えています。

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Easy Arrangeはウインドウの配置を綺麗に位置を揃えて並べることができます。高解像度ではコレが結構便利です。

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DELL Display Managerは非アクティブになると自動でウインドウが閉じてしまうのが不便なところです。

アスペクト比は本体での設定で、
16:9/自動サイズ変更/4:3/1:1
があります。
1:1はドットバイドット表示ですね。低い解像度で表示すれば、引き延ばされないでそのまま小さく表示されます。

入力端子は DP (DisplayPort) / mDP (miniDisplayPort) / HDMI 1.4a (MHL対応)の3つ。

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HDMIとDP/mDP接続の挙動の違いについて


HDMIはモニターの電源スイッチをOFFにしても、セーブモードになっても、Windowsとの接続が維持されます。モニターは取り外されていない状態です。

DP/mDP接続では、モニターに表示されない状態になると、接続が切れてしまいます。
電源を切っていなくても、モニターが取り外された状態となり、配置されているウインドウの位置が初期化されます。他に繋げているモニターがある場合は、接続が維持されているモニターがメインモニターになり、ウインドウがそちらに移動されます。

Dell P2415Qをメインディスプレイとして使用している場合は接続が切れると接続されている他のモニターがメインディスプレイに変わりますが、再接続するとメインディスプレイはDell P2415Qに戻ります。ウインドウも戻りますが、表示される位置はOFFになったときに移動したモニターの解像度に合わせた表示に変わっています。

サブモニターとして使用している場合は、接続が切れると他のモニターにウインドウが移動し、再接続しても移動されたウインドウは移動したモニターにそのまま残ります。そのため、いくつかアイテムをDell P2415Qを配置しておき、使用するときだけモニターをONにするという使い方ができません。OFFになったときにウインドウの配置が他のモニターに移動してしまっているのです。

これはDisplayPortの仕様で簡単に接続が切れてしまうため、これらの問題が生じないように工夫されているモニターはEIZOなど一部のモニターに限られてしまうのが現状です。DELLだからという問題ではありません。

次にこのモニターDell P2415Qに特有の問題なのかは定かではありませんが、
希にDP/mDPが表示をONにしても認識できなくなっていることがあります。その場合はコンセントを抜くと直ります。
どの条件でこの問題が生じるのかは不明です。しばらくDP/mDPで表示させない(HDMIは表示させてる)でいると生じるのでしょうか。

HDMIは1.4aのため、3840x2160の解像度では30Hz表示となります。60Hz表示との違いはマウスカーソルを素早く動かしたときに、表示しきれずにカーソルが飛び飛びに表示されます。オフィス的な利用であれば大して問題ではありません。
DP/mDPの接続が切れる問題と比べるとHDMI接続の方が安定して使えます。

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Dell P2415Qについて


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データシート付属。

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ただ組み立てて終わりではなく、出荷前に調整されているのでDellモニターの画質はまともです。

付属のケーブルは 電源/miniDP-DP/USB3.0 の3本が付属。

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Dell P2415Qの重さは、スタンドとケーブル込みで5.68kg、本体のみは3.34kg。
本体が軽いのでモニターアーム取り付けが使いやすい。

消費電力は最大95W、通常時50W。
電力測定器 Wattsup?Pro 測定で、明るさ設定により18〜45Wでした。結構低いです。

モニターアームに取り付けたのでスタンドは使っていません。
スタンドは高さ調整と縦向きに回転することができます。
重さは2.06kgで本体が軽いので意外と重く感じます。その分、安定性は問題ないです。
韓国メーカー製だと地震でぐらつくことが多いようですが、Dell製は大きな地震でなければ大丈夫だと思う。

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縦回転で使うとき、本体のメニューを縦向きように切り替えて表示することができます。
自動切り替えではありません。

液晶モニター部は背面がカーブしていて、背面が見える状態でもデザインが良い。コネクタ部もカバーで隠せます。

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白いケーブルが目立つのは、付属とは別の4mの電源ケーブルを使っているからです。

サンワサプライのモニターアーム100-LA025と組み合わせることで見やすい位置で快適に使えるようになりました。
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