Acronis True Image Home 2009の対応OSは、Windows XP SP2/SP3/Professional X64、Windows Vista(全エディション)。

Windows7へはアップデートで対応予定。
アップデータはラネクシーのサポートで確認を
ブータブルCD等から起動して実行する場合は、対応OSは関係がない。(ブータブルCDはLinuxで起動される)

Acronis True Image 11 Homeで不満がなければ特にバージョンアップしなくても構わない。2009ではより使いやすくなったが基本は同じ。

バックアップタスクはAcronis True Image 11 Homeから引き継ぐことができる。

ただし、バックアップ先がロケーションの場合は、True Image Home 2009ではロケーション機能が削除されて自動統合機能に代わっているのでタスクが機能せず、タスクを新規に追加する必要がある。

自動統合はタスクごとの制限となるため、異なるタスクを同じフォルダにバックアップすることが可能になった。ロケーションの場合、同じフォルダにバックアップするとタスクに関係なく時期が古いものから消えてしまうためタスクごとに保存場所を分ける必要があった。

自動統合機能ではロケーションと同じく「バックアップの数」「保存期間」「容量」で制限することができるが、それとは別に統合ではなく「古いアーカイブを削除」する機能が追加された。

データのバックアップでは、別のドライブ等への「予備コピー」機能が追加。予備コピーではAcronisの「TIB形式」の他、「ZIPファイル」や圧縮なしの「フラット ファイル(ファイルそのまま)」でコピーが可能。

バックアップの管理はTIB形式のみで、ZIPファイルで行うことはできない。

バージョンが新しいため新しい環境にも対応。多くのコンピューターでAHCIモードでも認識可能に。ただし、サードパーティ製チップの場合はIDEモードでないと認識できない場合もある。増設ポートに接続して認識できない場合は、標準のポートにつなぎ替えると認識される。最新のチップセットで認識できない場合は新しいチップセットに対応したアップデータの提供待ちとなる。(サポートに連絡するとその時点の最新のものを入手可能という噂もあるので、とりあえずサポートに連絡すべし)

ブータブルメディアの作成は、標準はドライバを含んだ完全版のみ有効。セーフ版は別途「tihaddons_s_n.exe」のインストールが必要(製品に付属)。

ブータブルメディアの作成にAcronis Disk Directorとの統合ができなくなった。

Acronis リカバリマネージャはHDDにリカバリのデータが置いてあるメーカーPCでは有効にするべきではない。MBRを変更することでメーカーPCのリカバリ機能が使えなくなる場合がある。リカバリ用DVD等がある場合はそこからメーカーのリカバリは行えるので気にする必要は無い。また、同様にMBRを書き換えるOSセレクター系などを使う場合もリカバリマネージャを使うとそれらの起動情報が壊れる場合がある。

試用モードは再起動でも試用モードを続けることが可能になった。試用モードを使う場合はバージョンアップの価値は大きい。

サポートされるドライブは、通常のドライブ(HDD/SSD/DVD等)の他に、ハードウェアRAID、FTPサーバー(バッシブモード)、ネットワークドライブに対応。

ファイルシステムはWindows標準のFAT16/FAT32/NTFSの他に、隠しドライブなどで使われるLinux形式やReiserFSにも対応。

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