ブログネタ
ソフト/サイト紹介 に参加中!
Acronis TrueImage11Homeバックアップ ロケーションが制限をオーバーしたときの動きを検証しました。

バックアップ ロケーションに最大容量を設定した場合、その容量を超えると制限内に収まるように古いバックアップから整理されます。

例えば、4つの増分後に完全バックアップを作成し、2回目の完全バックアップで容量を超過したとします。

・完全(バックアップ)1
・増分1
・増分2
・増分3
・増分4
・完全2

まず、完全1に増分1が統合されます。統合された完全1では増分1の時点に復元可能となります。

・完全1
・増分1(旧2)
・増分2(旧3)
・増分2(旧4)
・完全2

これでもまだ容量を超過している場合は、完全1に増分2が統合されます。

やがて、統合された完全1のみとなります。この場合、増分4の時点に復元が可能となります。増分3以前の状態には復元できません。

それでも超過する場合は、完全1が削除されます。完全2は完全1とは無関係なので統合されません。

完全2が最新のバックアップで、超過する場合は削除されずに残ります。

増分の場合、超過が解消されるまで統合が繰り返されるので、場合によっては長時間、バックアップが99%または100%で止まったように見えますが正常です。CPUがアイドル状態のままで
HDDへのアクセスも発生していない場合はハングアップ(動作状態のまま動かない、応答なし)している可能性があります。

ロケーションの編集を行った場合は、次にバックアップが実行された後に新しい条件で整理されます。

差分の場合も同様です。

差分では
・完全1
・差分1
・差分2
・差分3

復元に必要になるファイルは対応する完全と復元したい時期の差分になります。差分1と差分2のファイルが壊れても差分3は復元可能なので、増分よりも安全です。しかし、完全からの変更点をすべて含むのでバックアップのファイルサイズが大きくなるのが欠点です。

昨日の、バックアップの整理が長かったのは増分ファイルが多いというよりも、TrueImage10のバックアップファイルも同じフォルダであったため統合に失敗しているのかもしれません。

ファイルの更新日時は置き換わっているのですが、ファイルの数は少なくなっておらず、統合された様子がありません。バックアップファイルをベリファイしてみたところエラーなし。

今回、ロケーションを新しく設定して試したところは問題ありませんでした。


Acronis TrueImage11Homeの使い方

Acronis TrueImage11の詳細と購入はこちらで
Acronis True Image 11 Home [ダウンロード販売]
Amazon:Acronis True Image 11 Home[パッケージ販売]
人気ブログランキング←この記事を評価する場合はこちらをクリック
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック