ブログネタ
自作PC に参加中!
性能はそのままに、CPUの電圧を下げてみました。

オーバークロックはこちら

PC構成
・Intel Core2 Quad Q6600 G0 [L727A705 1.26250V max1.35V]
・GIGABYTE GA-P35-DS4 Rev2.0
・Transend DDR2-1066 1GBx2[2GB]

CPUの電圧を下げるだけなので、オーバークロックと違い、他のパーツには影響を与えません。また、昇圧と違いCPUを壊す危険もほとんどありません。

もちろん、電圧を下げすぎるとCPUが動かずPCが起動できなくなります。この場合はCMOSクリアでBIOS設定を初期化することで元に戻ります。

CMOSクリアはマザーボード上にあるCMOSクリア用のピンにジャンパを接続するものや、スイッチ式になっているものがあります。分からない場合は電池を数分間抜くことでも行えます。(CMOSは電気供給が無いと初期化されてしまうので、電池で設定が消えないように保護されている)

このCPUの場合は、定格が1.26250Vです。これはCPUによって異なります。

定格でのPCシステム全体の消費電力は、アイドル時で170W、Prime95でCPU負荷を100%にし、5分間(それ以上でも変化なし)実行した状態で260W。Core-TempでのCPUコアの温度は、58-58-51-51℃でした。

気温は26〜27℃です。アイドルはCPUの省電力機能であるEISTが機能している状態です。

降圧は順調に進み、1.00000Vの壁は切れるか?と挑戦!

結果は負荷をかけるとフリーズしました。

分岐点は1.01250V付近のようで、Prime95で負荷をかけると一度エラーが発生してその後は問題なく動作。1.02500Vなら3時間問題なく動作しました。

1.01250Vでは、アイドルで162W、負荷時は215W、温度は48-47-43-42℃でした。

1.02500Vでは、アイドルで163W、負荷時は218W、温度は48-48-44-43℃でした。

結論として、定格よりも負荷時で40W以上、アイドルでも5W以上の省電力化に成功です。

CPU-ZによるCore Voltage表示では負荷をかけても1Vを割っています。

消費電力が削減できて、性能は全く変わらないのが大きな特徴です。長時間の負荷テストを行うと相殺されてしまうので注意(笑)

低電圧での負荷テスト実画面

クアッドコア対応の負荷テストにはPrime95
Prime95のダウンロード

CPUコアの温度表示にはCore Temp
Core Tempダウンロード

CPU Intel Core2 シリーズの購入はこちらで
ツクモ:Core2シリーズicon
人気ブログランキング←この記事を評価する場合はこちらをクリック
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック