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Windows Vista[ウインドウズ・ビスタ]の普及が苦戦しているというニュースがあります。

その理由として、Vistaの魅力が伝わっていないことが上げられることが多いですが、私はそうは思いません。むしろ反対です。

Windows Vistaの現実を知っているからこそ、今は未だ選べないのです。

確かに、Windows 95以来の大革命のOSです。直前のXPでさえも6年も前の時代遅れ感のあるOSです。Windows XPよりも遙かに素晴らしいことは確実です。

しかし、現実として、VistaはまだOSが発売されたばかりであり、実用のための環境が整っていません。

現在は発売されているVista対応のアプリケーションやドライバは、Vistaに対応させただけのものであり、Vistaの魅力を引き出す最適化されたものではありません。それどころか、急いでVista対応にしたために色々と不具合が起きやすいのが現実となっています。

VistaをXPのように快適に安心して使うための環境が整い出すのは夏以降となるでしょう。それまでは、Vistaの売れ行きがあまり伸びないのは当然のことです。ここで伸びてしまっては、不完全な環境によるVistaアレルギーが増えかねません。

この時期にVistaの売れ行きを判断するのは急ぎすぎです。環境が整い始めてから急激に売れ行きは加速すると予想します。古いOSや古い性能のPCからの買い換えブームが起きるかもしれません。

昔と違い、多くの人がパソコンを所有している時代、新しいOSが発売されたからそろそろパソコンを買おうと考える人は少ないです。

現在Vistaを選ぶのは、新しい物が好きな人や、今PCを買うならVistaを選ぶ、検証などに必要など、Windows XPを問題なく使用している一般の人にとっては今すぐ選ぶのは損なのです。

故障や性能不満などにより、買い換えるのならVista。でもそれまではXP。これは自然なことだと言えます。
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