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●私が調べた中で良さそうな電源を上げてみる。
・ニプロン(Nipron)ePCSA-650P-E2S / ePCSA-500P-X2S
・Zippy-600GE / Zippy-500GE
・グロウアップJapan SMART POWER PRO2 GUP-EG500J /EG620J
・アビー(Abee) SR-2600A
ニプロン(Nipron) ePCSA
 -650P-E2S 定格550W
 -500P-X2S 定格350W

 一番高品質な電源として人気がある。吸気は背面からなのでCPUの熱を吸い上げてしまう心配がない。ファンの速度はスイッチにより2段階の設定ができる。低速設定でも熱により高速になるようなので安心。入力電圧の下限が85Vなので電圧が不安定な家庭でも安心だ。ただし85Vでは100%の出力はできない。最小電流がすべての出力で0Aからとなっているのもすごい。コンデンサーや設計全般に対して高い品質を誇る。3年間保証。

 650Pの問題は電圧配分にある。+5V 24A / +12V1 18A / +12V2 12A / +12V3 12A。+12V2とV3の上限が低すぎてHDDは4台以上搭載すると動作しなくなることもあるらしい。また、消費電力の大きい高性能ビデオカードでも問題が起きやすいようだ。品質は申し分ないようなのでもったいない設計である。
 +12Vを大きく消費するパーツを使用しないのなら、定格350Wで+12Vが1系統のみで22Aという500Pが人気。
 ケーブルはばら売りされており、将来別形状のコネクタが登場しても対応できる可能性がある。ケーブル等必要なオプションがセットになった『みなもっとさん』シリーズが一般のPCショップでも販売されている。
 価格がとっても高いのが最大の難点だ。

■Zippy Zippy-600GE / Zippy-500GE
 消費電力の大きなビデオカードに最適なゲーム向き電源。600GEと500GEの違いは+12Vと+5Vの最大出力のみ。500GEで+5Vが40A、+12Vが36Aと十分な性能。高性能ビデオカードの2枚差しには600GEが最適。入力電圧は115V設計のようだが、最小電圧は90Vac〜となっている。

 どちらの製品も+12Vは1系統に統一されており、CPUやビデオカードが出力を必要としなければ、その分HDDなどのパーツを多く搭載できる。ニプロンに次いで信頼が高く、ビデオカードの2枚挿しにも十分耐えられ、高性能ゲームPCに人気が高い。ニプロンと同じように背面から吸気するためCPUの熱を吸い上げる心配がないが、騒音が大きいことが不満になっている。

Type-Rとノーマルの違いはRoHSに準拠しているかどうかの違いである。RoHSだと環境に優しいというもので、性能や品質は変わらない。

■グロウアップ ジャパン(Growup Japan) SMART POWER PRO2 GUP-EG500J 定格500W
 一次・二次回路とも日本製105℃コンデンサーを搭載。こちらも背面から吸気するため、CPUの熱を吸い上げる心配がない。入力電圧は100-240VACとなっているが、下限は記載されていない。2年間保証。
 電圧は+5V 30A / +12V1 22A / +12V2 22Aとなっており、特に問題のない配分である。ただし、2系統合わせての上限が408W(38A)とある。※←計算が合わないので34Aが正しいと思われる。コネクタは着脱ができない作りだ。4ピンコネクタは着脱のしやすいEasy Plug仕様。
 高性能ビデオカードやHDDをたくさん搭載するのなら、定格620Wの EG620Jがある。こちらは+5V 32A / +12V1とV2とも22A。同じ22Aでも両方合わせての上限は456W(38A)と高くなっているので安心だ。

■アビー(Abee) SR-2600A 定格600W
 最近のアビーは品質路線に入りつつあるようだ。とは言っても、現在一部のモデルのみである。
 コンデンサーについては記載が無く海外の弱い部品かもしれない。しかし、85V〜250V(フルレンジ対応)や保護回路の搭載、3年間保証など品質の高さを伺わせるものとなっている。
 12cmの大きなファンにより下から吸気し、回転数自動制御タイプなので静音に有利だ。
 電圧は+5V 40A / +12V1 20A / +12V2 20A。スイッチ切替により、+12Vを2系統まとめて40Aとすることもできる。

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